校旗

校旗

土浦中学校校旗(明治37年捧呈)

 4年級生徒が発起人となって行われた明治36年(1903年)の秋季大運動会で予算が余り,さらに募金を加えた50円をもとに校旗を学校に寄贈することになった。寄贈された校旗は,一旦,福山義春初代校長(明治33年~明治37年在職)の自宅に保管されていたが,明治37年(1904年)1月1日,4年級生徒一同は校長宅に赴き,校旗を受け取った後,学校で校旗捧呈式が挙行された。明治33年にすでに制定されていた桜水の校章を図案化したものであるが,校旗デザイン者など詳細は不明。(「進修百年」(1997年)より)

「土浦中学校校旗(表面)」
「土浦中学校校旗(裏面)」
校旗表面の地色は,裏面のような紫色であったが今は色焼けしている。


土浦第一高等学校校旗(昭和32年樹立)

 昭和32年(1957年),土浦第一高等学校校旗が制定され,創立60周年記念式典(11月2日)に先だって,10月27日に樹立式が挙行された。寄贈者やデザイン者など詳細は不明。(「進修百年」(1997年)より)

「土浦一高校旗(表面)」
「土浦一高校旗(裏面)」


土浦第一高等学校新校旗 (平成28年贈呈)

 平成29年(2017年)に創立120周年を迎えるに当たり,進修同窓会より新校旗が寄贈された。平成28年(2016年)2月29日に挙行された校旗贈呈式では,大曽根宏亮同窓会副会長から新校旗を手渡された横島義昭校長が,全校生徒の前で「この校旗を誇りにし,幾久しく大切にしたい。校歌の『桜水の旗立てて,我が校風を輝かせ』の通り,校旗を高く打ち立てて,土浦一高をますます輝かせていきたい。」と感謝の言葉を述べた。なお,新校旗のデザインは,昭和32年作製の校旗とほぼ同様である。また,贈呈式では新校旗とともに新校章旗も寄贈された。

「新土浦一高校旗(表面)」
「新土浦一高校旗(裏面)」

「新校旗贈呈式」
「新校旗,旧校旗,旧制中学校校旗」