茨城県立土浦第一高等学校(全日制・定時制)
 
 
茨城県立土浦第一高等学校

〒300-0051
茨城県土浦市真鍋4丁目4-2
 TEL  029-822-0137
 FAX  029-826-3521
 
特色ある教育活動
「社会の役に立つ人材」の育成 
 本校は,「自主 協同 責任」の(1) 校訓のもと,(2) 教育理念の「NoblesseノブレスObligeオブリージユ」を掲げるとともに,(3) 教育方針(4) 努力目標を定めて,本校の大きな特色である(5) 授業第一主義(6) 確立された学年指導体制(7) 充実した個別指導を力強く実践しながら,「高い知性」と「豊かな人間性」を兼ね備えた『社会の役に立つ人材』の育成に取り組んでいます。
   「高い知性」の修得に当たっては,授業第一主義を掲げ,高いレベルの授業を展開するとともに,文系・理系の別なく(8) 幅広い知識・教養を身に付けられるカリキュラム編成にしています。また,知識伝達型授業に知識探究型授業を加えた授業,いわゆる(9) 土浦一高アクティブ・ラーニング型授業を行っています。加えて,(10) 土曜講座等により学力向上に努めています。
   また,「豊かな人間性」の涵養のため,部活動や学校行事委員会活動,地域貢献活動を積極的に奨励しています。このため部活動加入率は9割を超え,全国大会出場など数々の成果を収めています(部活動の活動状況は,こちら)。また,一高祭(文化祭)や歩く会など学校行事も活気に満ちています(学校行事委員会活動の活動状況は,こちら)。その企画・運営は生徒たちが自主的に委員会を組織し,すべて自分たちで主体的に行っています。まさに「(11) 一高スタイル」が徹底されています。
   さらに,「社会の役に立つ人材」になるには高い「こころざし」が不可欠であるため,OB・OGによる進路ガイダンス,東京大学研究室訪問,医学系進学研究会,企業研究所訪問等により(12) キャリア教育の充実に努めています。
  
「国際的に活躍できるグローバル・リーダー」の育成
   本校では,グローバリゼーションの進展に対応するため,「社会の役に立つ人材」育成に加えて,『国際的に活躍できるグローバル・リーダー』の育成に取り組んでいます。
   具体的には,(13) SEG(Science Explorers Group)海外研修や(14) SGH(Super Global High School〈スーパーグローバルハイスクール〉)の取り組みを通して,課題解決能力やコミュニケーション能力の強化に努めるとともに,ALTや外国人講師のサポートを受けながら英語力の向上に努めています。
 

(1)校訓

 昭和21年(1946),終戦直後の混迷の中,日本国憲法施行(昭和22年)や教育基本法施行(昭和22年)に先んじて制定されました。創立期からの校訓を改定し,「『自主』独立に徹し,『協同』大和を成し,『責任』本務を果す」人材(「自主独立の精神を尊び,社会生活上の協同精神を讃え,責任の持てる人間,責任を負わされる人間」)になってほしいとの願いが込められています。
 ・「自主」とは,他人に惑わされず,自分で考え,自分で判断し,主体的に行動して,自己実現を図りなさいということです。
 ・「協同」とは,誰とでも力を合わせ,切磋琢磨しながら,何事にも協力し合って立ち向かいなさいということです。
 ・「責任」とは,自ら決めたことは,自ら責任を負い,やり通しなさいということです。

 

(2)教育理念

 本校では,「NoblesseノブレスObligeオブリージユ」の精神を掲げて教育に当たっています。この言葉は,「高き位に,重き務めあり」という意味のヨーロッパの古い格言です。才能や環境に恵まれた者は,より良い社会を築くために,常に高い「こころざし」を持って努力する責務があります。本校では,生徒が高い「志」を持って,努力し続けられるよう,様々な教育活動を行っています。
 

(3)教育方針

 教育基本法並びに学校教育法の理念にのっとり,高い知性と教養,豊かな人間性,健やかな身体を兼ね備えた生徒の育成を図るとともに,世界的な広い視野と地域的な視点を合わせ持ち,社会に貢献するための責任を自覚し,他者を尊重しながら自己の個性や可能性の伸長を図り,主体的かつ自主的・自立的に課題を解決し,新たな価値を創造していくための資質・能力を養う。

 

(4)努力目標

 ①学力向上に資する特色ある教育課程を編成し,自ら学ぶ意欲の喚起に努めるとともに,
  より効果的な教育活動の在り方を組織的に研究・実践する。
 ②国際的に活躍できるグローバル人材の育成のため,思考力,判断力,表現力等を育むとともに,
  課題解決能力やコミュニケーション能力の醸成に努める。
 ③生徒一人一人のより高いレベルでの進路実現を目指し,高い志の実現に向けたキャリア教育の充実に努めるとともに,
  地域社会の期待に応える進路指導を実践する。
 ④教師と生徒との信頼関係を醸成し,心の触れ合うホームルーム経営及び学年経営に努める。
 ⑤規律と責任を重んじ,自ら進んで実践する自主的な態度の涵養に努める。
 ⑥部活動,委員会活動などの協働的な活動を通して,豊かな人間性と健やかな身体の育成に努める。
 ⑦生徒一人一人の心情や個性を理解し,個に応じた指導や支援,教育相談の充実を図るとともに,
  安心して学べる環境づくりに努める。
 ⑧学校情報の積極的な発信などにより,家庭や地域との連携を深め,より開かれた学校づくりに努める。
 

(5)授業第一主義

 【高いレベルの授業】 本校では,「授業第一主義」を徹底しています。授業は一分一秒を大切にし,高いレベルの密度の濃い授業を展開しています。教師は授業の準備や教材研究を綿密に行い,生徒は予習・復習を確実に行うことによって高いレベルの授業が可能となっています。基本的には放課後課外等の特別指導に依存せずに,平常授業での学力向上に力を注ぎ,ほぼ毎月実施する考査で学力の定着度を把握しながら,授業を進めています。

 【指導力のある教科教師】 本校は,経験豊富で指導力のある教師ばかりです。また,本校には大部屋職員室がなく,教科教師は,各教科別職員室にいます。そのため,教師は教科内で教科の学習指導法や課題などを同じ教科の教師同士で共有するとともに,定期考査等の作問に当たっては問題検討会(問検)によって質の高い試験問題を作成するなど,切磋琢磨しながら全国公立高校のフラッグシップを担っているという気概を持って取り組んでいます。また,教科指導法や大学入試情報に関する様々な研修会や研究会に積極的に参加し,日々研鑽に努めています。これらのことが,授業第一主義を力強く支えています。
   
 【授業時間の確保】 なお,授業時間を確保するため,授業が自習になることはありません。朝の始業までには,時間割変更によりすべて補填し生
徒に連絡されます。また,55分授業の時間確保のため職員朝会や朝のSHRはせずに,8時40分からすぐに授業開始となります。なお,生徒が速やかに1時限目授業の授業モードになるよう,始業前の10分間,「朝学習」を励行している学年もあります。
 

(6)確立された指導体制

 【学年経営方針】 各学年は,年度当初に独自の経営方針を掲げて,一体感と共通認識を持って学年指導に当たっています。学年団の教師全員で自分の学年生徒全員を責任を持って指導するという態勢ができあがっています。
  
 
 サマースクール・生徒による講義
(みなかみ町,2年)
 
 サマースクール・ラフティング
(みなかみ町,2年)

 【学年色】 サマースクール,芸術鑑賞などの学年行事は,当該学年が実施の有無も含めて企画・運営を行います。各学年は,学習指導,進路指導,生徒指導,特別活動において,学年色を出しながら,魅力ある一高生作りを目指しています。なお,各学年は,赤・青・緑の学年色により,「赤の学年」,「青の学年」,「緑の学年」と呼ばれています。
 【緊張感】 このことが,学年間にいい意味での対抗意識や緊張感を持たせ,学年独自の創意・工夫,指導力を引き出し,学校の活性化と一高発展の大きな原動力となっています。
   
      各学年の年間行事は,こちら
 

(7)充実した個別指導

 【個別の面談】 生徒の学習相談・進学相談,心の相談などにきめ細かく対応するため,定期的あるいは随時の個別の面談や指導を行っています。

 【ホームルーム担任】 各ホームルームでは,HR担任が個別面談を年間5回程度,中には8回程度実施し,生徒の話に丁寧に耳を傾けるとともに,適切な助言指導をしています。特に進学相談においては,将来のキャリアを見据えながら,生徒一人ひとりの個性や成績を把握した上で,生徒の高い「志」の実現のために安易なランクダウンをさせないという強い信念を持って,的確な進路指導を行っています。
    
 
教科の学習相談(数学)

 【教科担任】 また,教科については,教科担任が学習相談・学習指導を随時行っています。教科別職員室前の廊下等に設置された学習机などにおいては,日々早朝から夕方遅くまで教科の指導が続いています。

 【心の相談】 さらに,心の相談を始め学習・進路,友人関係などについて教育相談・カウンセリングを,専門のスクールカウンセラーや教育相談室の教職員等が親身になって丁寧に行っています。
 

(8)幅広い知識と教養

 【総合的な学力】 本校の教育理念「NoblesseノブレスObligeオブリージユ」の下,社会の役に立つ人材を育成するためには,広い視野と自主自立の精神を培う必要があります。そこで,本校では,受験効率型に特化することなく,総合的な学力,幅広い知識・教養の醸成を目指しています。
 

(9)アクティブ・ラーニング型授業

 【思考力・判断力・表現力】 グローバル化やICT化など社会環境の変化に対応した人材を育成するため,これまでの「知識・技能」の習得とともに,それを「活用する力」(「思考力・判断力・表現力」)や「主体性・協働性」を育成することが求められています。

 【高大接続改革】 このため,国は,高大接続改革として,高校教育改革や大学入試改革を進めています。高校教育改革では,「アクティブ・ラーニング」の充実を明確化した高校学習指導要領に改訂することとしています。さらに,大学入試改革では,知識・技能の有無及びその理解度とともに,論理的な思考力,判断力,表現力を評価する問題が出題されることになります。
   
 
アクティブラーニング型授業(国語) 
   
 アクティブラーニング型授業(公民)   

 【土浦一高アクティブラーニング型授業】 そこで,本校では講義形式の「知識伝達型授業」(インプット型の理解させる授業)とともに,ゼミ形式の「知識探究型授業」(アウトプット型の考え表現させる授業)であるアクティブ・ラーニングを適宜導入しています。さらに,「知識伝達型授業」と「知識探究型授業」を複合したハイブリッド型授業,いわゆる「土浦一高アクティブラーニング型授業」も展開しています。これら3つの授業形態は,科目特性や授業内容に応じてフレキシブルに展開しています。

 【協働性】 併せて,校訓の「自主・協同」を具現化するため,ディベート,グループワーク,グループディスカッションなどを積極的に導入して,「主体性」や「協働性」の育成に努めています。

 【SGHの授業】 なお,文科省からスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定を受けていることから,学校設定科目の「グローバルキャリアデザイン」(1年生,必修)や「グローバルキャリアアドバンス」(2・3年生,選択)の授業では,課題解決能力,コミュニケーション能力を育成するため,「土浦一高アクティブラーニング型授業」を積極的に展開しています。
 

(10)土曜講座

 【土曜講座】 本校では授業を補完するために,土曜講座を実施しています。第1学年後援会と第2学年後援会の共催により,1・2年生を対象に,月に2回程度,年間15回実施して,学力向上に努めています。1日当たり主要5教科を中心に4時限行います。

 【夏期課外】 さらに,夏季休業中(前半期)には,全学年を対象に授業補完のため,国数英中心に夏期課外授業を実施しています。加えて,学年によっては夏季休業中(後半期)や冬季休業中等に課外授業を実施しています。

 【希望者課外】 放課後課外については,基本的には,参加を義務づけるものはありません。ただし,学年や教科の状況に応じて,希望参加型の課外を実施しています。例えば,筑波大・東北大進学研究会(TT研),基礎力養成課外などです。また,進学意識向上とともに大学入試の問題分析などにより学力向上を図るため,東京大学進学研究会(東大研),医学部進学研究会(医学研)を実施しています。
 

(11)一高スタイル

 【主体性】 本校では,学習,部活動,学校行事活動などすべての面で求められる主体的,能動的な姿勢,チャレンジし続ける土浦一高生の姿勢を,「一高スタイル」と呼んでいます。本校ではどんなに時代が変わっても校訓の『自主』の気風がシッカリと根付いていますので,生徒も教師も「一高スタイル」の継承にプライドを持って取り組んでいます。

 
一高祭(文化祭)  歩く会(石岡方面)
 【元気の出る学校】 特に学習においては,受け身ではなく自分から能動的に学習することによって,超難関校の扉が開かれます。また,生徒が主体的に企画・運営する部活動や学校行事活動を通して,創造性や表現力,協働性が養われています。生徒は,学習,部活動,学校行事活動など打ち込めるものが豊富にあるため,充実した高校生活を送ることができます。この「一高スタイル」の発揮が,学校全体を活気に満ちた学校,元気の出る学校にしています。
 

(12)キャリア教育の充実

 【本物を体感】 様々な進路講演会など進路関係の行事を実施して,生徒一人ひとりの「伸びしろ」をより一層伸ばし,高い「志」や進路希望を実現できるよう,教職員一同,全力で取り組んでいます。特に,生徒の勤労観・職業観を醸成するため,本物(人,物)に触れさせる,体験を重視した取り組みを行っています。

 【各学年で実施】 キャリア教育の取り組みは,各学年が企画・運営をしています。1学年では本校卒業生の案内による東大キャンパスツアー,進学講演会,企業研究所訪問,社会人によるOG・OB進路ガイダンスを実施し,2学年では各大学オープンキャンパス参加,サマースクール,進学講演会,3年次文理選択説明会,大学生によるOG・OB進路ガイダンスを実施し,3学年では進路選択に向けた進学講演会を実施しています。

   
 
東大研(東京大学,2年)  医学研・(筑波大,2年)

 【東大研・医学研】 特に,2学年を中心に,東京大学進学研究会(東大研)により,東大OBOGの講話,東大キャンパス見学,東大問題分析などにより東大希望者の意識向上を図っています。また,医学系進学研究会(医学研)により,筑波大学医学類や東京医科歯科大学の協力のもと,病院見学,医師の講演会,キャンパス見学などを行い,医学部希望者の意識向上を図っています。
 

(13)SEG

 【世界を体感】 平成21年度(2010)から,毎年3月,1・2年生の希望者を対象にSEG(Science Explorers Group)海外研修を行っています。生徒は,米国マサチューセッツ工科大学やハーバード大学等の研究室を訪問し,研究者との懇談等を通して最先端の本物の科学に触れ,世界で働くことは特別なことではないことを体感し大きく成長することができています。

 【英語力の強化】 現地での語学研修は実施しませんが,事前に校内研修を行うとともに,大学等の研究者と英語で討議,懇談を行いますので,必然的に生きた英語力が身に付きます。
   
      SEGの詳細は,こちら
 

(14)SGH

 【国の研究指定】 平成26年度(2014)から5年間,文部科学省のスーパーグローバルハイスクール(SGH)(Super Global High School)の研究指定を受け,課題研究を通して,課題解決能力やコミュニケーション能力等を磨き,「国際的に活躍できるグローバル・リーダー」の育成に努めています。

 【課題研究】 具体的には,学校設定教科「国際」を設定し,課題研究など探究活動中心の授業を行っています。「国際」の授業は,1年生全員を対象にした学校設定科目「グローバルキャリアデザイン」(必修)と,2・3年生の希望者を対象にした学校設定科目「グローバルキャリアアドバンス」で行われています。

 【様々なSGH活動】 主な活動は,筑波大学,筑波銀行,土浦市等から支援を受けながら,県内フィールドワーク,海外フィールドワーク(マレーシア等),起業者訪問(大子町),起業家セミナー ,クラス内プレゼン大会,グローカルビジネスアイデアコンテスト(課題研究発表会)等を行っています。この結果,世界に目を向ける生徒が着実に増えています。
  
海外フィールドワーク
(シンガポール)
 
課題研究発表会
(口頭発表)
 
 課題研究発表会
(ブース発表)
   
      SGHの詳細は,こちら
  
 【SGHと大学入試】
 【徹底した学力向上】 本校では,授業第一主義により教科の学力向上の徹底に努めていますので,生徒は大学受験に求められる学力を下げることなくSGH活動に取り組めます。

 【大学受験に有利】 また,SGH活動の取り組みが,大学受験の弊害になるという心配は無用です。文部科学省指定のSGHは,今,文部科学省が進めている大学入試改革の一環ですので,逆に今後は有利になります。

 【東大受験・筑波大受験】 例えば,東京大学は,平成28年度入試から高校時代の課題論文を評価する推薦入試を始めました。また,スーパーグローバル大学の文科省指定を受けている筑波大学では,SGH指定校入試を予定し,グローバル人材の育成に努めようとしています。

 
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