お知らせ
まだまだ残暑厳しい毎日ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?コロナ禍における学校生活も2年半が過ぎました。楽しい給食の時間も、ソーシャルディスタンスを確保しながら、黙食を徹底する!という修行のような日々が続いています。
日本の家庭ではもともと、食事は働くエネルギーを得るのが目的で、個別に、静かにとるのが当たり前でした。「会話をしながらの楽しい食事」は戦後に定着した、新しい形と言われています。大正末期までは一人一人、個別の膳で食べるのが一般的。食事中の会話を禁じるしつけも厳格だったそうです。食卓を囲む形は、ちゃぶ台が広がり始めた昭和初期のことで、戦後テーブルが普及し、空間的、時間的余裕が生まれると、よりいっそうそのような概念が定着していったと考えられます。
京都女子大教授(家族関係学)の表真美さんは「食事の風景は時代とともに変化しており、食事中は誰かとだんらんしないといけない、という固定観念は根強い。しかし大事なのは、黙食でも孤食でも健康を気づかい、楽しく、おいしく味わうこと」とおっしゃっています。
給食においても、素材を味わい、健康を気づかい、コロナ禍において私たちが今どうすべきか、一人一人が自分と向き合う有意義な時間となって欲しいと思います。
参考文献 「<静かに、味わう コロナで変わる食>(上)前向きな黙食」東京新聞Web
2022ー1ー1 https://www.tokyo-np.co.jp/article/151988
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