学校長あいさつ

校長挨拶(令和8年4月)

                                

                            茨城県立土浦第一高等学校長 谷津 勉

 

伝統を力に、自ら未来を切り拓く

 茨城県立土浦第一高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 本校は令和9年度に創立130周年を迎える歴史ある伝統校であり、全国屈指の進学校としてその歩みを続けてまいりました。本校の教育の根幹を支えているのは、1分1秒を大切にする「授業第一主義」の精神です。生徒たちは、“予習・60分の全力授業・復習”という学習サイクルを繰り返すことで、単に知識や技能を習得するだけでなく、それらを自在に活用する力、そして思考力・判断力・表現力を相互に高め、絡め合うことで、真の意味での「確かな学力」を習得しています。

 

〈土一スタイル〉が育む〈土一総合力〉

 本校の教育は学習活動のみに留まりません。

 ・三大行事(一高祭・一高オリンピック・歩く会)への全力投球

 ・部活動等(運動部・文化部、生徒会活動)への情熱的な取り組み

 これらの特別活動と学習を高い次元で両立させる、本校独自の主体的な学校生活様式を〈土一スタイル〉と呼んでいます。この〈土一スタイル〉を日々実践することで、生徒たちはこれからの時代を生き抜くための基盤となる資質・能力として、次のような〈土一総合力〉を確実に身に付けていきます。

【土一総合力】

 1 自ら「今、何が必要か」を問い直し、既存の枠に捉われない新たな解を導き出しつつ、主体的に  

  企画・立案・実行する力

 2 自分とは違う考えや背景をもつ仲間を尊重し、対話を通じて協力しながら、新たな価値を創造

  る

 3 自分の内なる情熱や「好き」という純粋な好奇心を、社会に貢献し得る高い「志」へと昇華さ

  せ、その実現に向けてチャレンジし続ける力

 この〈土一総合力〉は、人間関係形成、自己管理、課題解決、キャリアプランニングという、社会的・職業的自立に不可欠な能力を包含するものです。

 

変化の激しい時代を生き抜く力

 現代はAI技術が加速し、将来の予測が困難な「VUCA」の時代です。このような時代において大学入試でも問われているのは、断片的な知識ではなく、それをどう使いこなし、どのような姿勢で学び続けるかという、本校が提唱する〈土一総合力〉そのものです。

 大学合格はゴールではありません。社会に出てからも生涯にわたって自律的に学び続け、多様な人と協働しながら、状況に応じて柔軟に意思決定し行動を変えていく力こそが、将来の幸せを左右すると確信しています。

 

自立探究型の学びの実践

 学びの本質とは、単なる知識の受容に留まらず、一人一人が〈土一スタイル〉を通じて培った旺盛な探究心をもって自ら問いを立て、その解決に向けて主体的・能動的に挑み続けることで、自ら〈土一総合力〉を磨き上げることにあると考えます。本校では、OB・OGを活用した組織的・系統的なキャリア教育やグローバル教育を推進しており、自己探究・地域探究・世界探究を通じて自らの課題を見つけ、試行錯誤しながら学びを深めていく「自立探究型の真の学び」を実践しています。

 

「自ら学び、自ら未来を切り拓け!」

 この言葉を胸に、生徒一人一人が〈土一スタイル〉を通じて豊かな〈土一総合力〉を育み、自らの夢を実現できるよう、教職員一丸となって支援してまいります。今後とも、本校の教育活動へのご理解とご協力をお願い申し上げます。