2017.12.11

土浦一高×真鍋小学校
「真鍋の街を世界に発信」プロジェクト
小学生来校

 

【概要】

真鍋小学校の5年生児童が12月11日(月)昼休み,本校を訪問し,10月に本校生徒も参画して作成したポスターを持参し,高校生に説明しました。高校生はポスターの説明を受けながら感想を伝えたり発想の柔軟さをほめたりしていました。最後にはグループごとに記念写真を撮り,短時間ながら双方に有意義な交流となりました。

1 目 的
(1)小学生に高校生の視点からアドバイスすることを通し,コミュニケーション能力を伸ばす。
(2)小学生とのグループセッションを主導することを通し,明確な信念に基づき決断する訓練とする。

2 日時・場所 
12月11日(月) 12:50~13:10 本校

3 内容 
・真鍋小学校5年生での総合的な学習の時間「真鍋の街を世界に発信」プロジェクトとして協同で作成したポスターが,その後完成したので,土浦一高に持参してもらい説明を受ける。
・小学生の4~5人のグループに高校生1人が入り,完成したポスターにコメントする。 
・グループごとに記念写真を撮る。

4 参加児童・生徒
・土浦市立真鍋小学校5年生 約120名
・本校2・3年生SGH国際コース生徒 34名

5 生徒感想
・知識量,経験量がまだ多くない小学生だからこそ,その純粋な視点で物事を多角的に見ていた気がする。

・小学生は,一つのヒントが与えられれば,そこから自分でさらに深く幅のある考えに広げていくことができることを感じ,意外と大人だと思った。・異世代の交流は小学生や高校生ともに刺激になる貴重な機会だった。

・小学生と我々高校生との物事の見方が大きく異なることが実を通して実感できた。我々よりも柔軟な思考力を持っているのを見習いたいと思う。

・難しいことを言わなくても,簡単なことで伝えたいことって伝わるのだなと感じました。今日小学生のポスターをみて,簡単な言葉だけど,しっかりメッセージ性があって,すごいなと思いました。

・私は県南自動車学校の担当で,学校のスケジュールや設備の紹介がされるのかなと予想していたが,小学生達の発表では,キャラクターの紹介やクイズが発表され,意外だったが,私の予想していたような先入観にとらわれた発表よりもずっと面白かった。小学生ならではの先入観にとらわれない発表は見習いたいと思いました。

・「手伝う」よりも「一緒にやる」という雰囲気でグループに加わると,よりよいサポートできた。

・こっちがやることを明らかにしてしっかりしていないと,子供達も困ることが今回改めてよく分かった。

・仲間内での意見交換の言葉が意外にもはっきりした物言いで,しかしお互いに素直に受け取っていたことに感心した。

・年の離れた子と接したことで,私達の日常生活では「当たり前」に通じることでも,それが通じにくい場合があることを知った。なので,プレゼンなどの際には,自分の当たり前の範囲外にいる人に分かるよう伝える方法を考えなければいけないと思った。

・小学生は物事の吸収が早く,アドバイスをすれば,どんどん良くなっていくのではないかと感じた。また,教えている中で,自分も気づいたことがあったので,自分たちのポスター作りや発表にも生かしていきたい。

写真


真鍋小学校の5年生が昼休みに来校


 2か月前ぶりの再会  


完成したポスターを披露


 タイトルや内容を説明してもらう


高校生はポスターの出来に感心する 


 小学生は高校生にプレゼンする初めての体験


写真やイラストで工夫されたポスターに感心

 
高校生も参考になることがたくさんありました


最後にグループごとに記念写真を撮影しました